自然と滲み出てくるような自信について

よく相談であるのが、自信がないんです、あるいは自分で決めることをやってきたことがないんです。という相談です。

 

今日いただいたメッセージにも、その自分に気づいたので、これからは自分で決めて、誰に何を言われようと行動に移そうと思います、とありました。

 

その気づきはとてもいいし、大事なこと。

 

でもなんだかちょっと違う。

 

なんというか無理やり自信がないところに、自信をつけようとしている感じというか。

 

私が思うのは、「自信」とは自分はこれができるとか、自分はこれだけ強い、というようなものではなくて、

 

自分はこんな事を今感じている、自分は確かに今こう思っている、といった自分が思い感じていることへの確信であり信頼だと。

 

簡単に言うなら自分を感じる力、のようなもの。

 

相手と考えてることも感じてることも違う、でも私はこう感じてるし考えてる、そうしっかり思えた時に、自然と滲みでるような自信が湧いてくる。そしてそんな自信を感じた時に、自然とそれを伝えたくなる。

 

だから自信を持つとか、自己表現するとか、の前に感じる力をつけるのがいいと私は思います。

 

そしてその自分になった時に、目の前の相手に対しても、その人自身が感じ考え物事を選択することのできる尊い存在なんだ、ということを理解できると思うのです。

 

そうやってひとつの主体としてお互い出会えたら、どんなに素敵なことでしょうか。